陰陽五行学説のうち、陰陽学説については すでに3回も紡いでしまいました。
そこで、今回は残りの 五行学説について 紡いでみようと思います。
この考え方は、古代の人々の自然(宇宙観)に対する認識、考え方で、
天と地の間にいる人は、上を仰ぐと太陽・星・月が見え、足元には大地と動植物などが目に入る、頼るものは自身の五感しかなく、目・耳・鼻等を頼りに、自然の中で風・雨・晴れ・雪・雷などを体験しながら、日・月・星の運行や変化の中から二十四節季がつくられ、陰陽五行学説という中国古代哲学の基本が生まれたようで、とっても面白い
考え方です。
五行学説については、それぞれの学問によって、いろいろな解釈があることと思います。ここでは、その ほんの入口部分を紡いでみますね。
まず、五行というからには、五つの基になるエネルギーがあるわけで、その辺りから説明していきましょう。
五行のエネルギーとは、木・火・土・金・水の五つの物質エネルギーを言います。
そして、この五つの物質エネルギーの概念や、特性、相互関係、変化や運動などから、自然界(宇宙)のすべての事物を説明しようとするのが、この五行学説だというのです。・・・すごいと 思いませんか。
陰陽学説、共々 奥が深くて なかなか理解まで 辿りつかないのです が
なるほど(^○^) と理解できる とこも あります。
☆五つのエネルギーは 宇宙の中で 回転していると いうのです
・木のエネルギーは、木が燃えて火を生み出します。 木 ⇒ 火
・火のエネルギーは、火はすべてを燃やし 灰となり土を生み出します。火 ⇒ 土
・土のエネルギーは、土は金(金鉱)を埋蔵します。 土 ⇒ 金
・金のエネルギーは、金鉱のそばに 水があります。 金 ⇒ 水
・水のエネルギーは、水が木を育てます。 水 ⇒ 木
木⇒火⇒土⇒金⇒水と、物質エネルギーは回転をしている
☆ 五つの物質エネルギーには、苦手な相手がいます(制約、抑制される)
・土のエネルギーは木のエネルギーが苦手(土に根をはりだす)
・金のエネルギーは火のエネルギーが苦手(金は、火により溶かされる)
・水のエネルギーは土のエネルギーが苦手(水は、土を侵食する)
・木のエネルギーは金のエネルギーが苦手(金属は、木を切り倒す)
・火のエネルギーは水のエネルギーが苦手(火は、水により消される)
生み出すエネルギーと、抑えるエネルギーのバランスが保たれて、自然界も動植物も健康を維持できるそうです。
この関係が崩れると、地球さんも人間も、病気になってしまいます。
木の切り過ぎで 地球さんが砂漠化しているのは、木のエネルギーが弱くなり、地球さんが 五行の物質エネルギーのバランスを崩しているから・・・
五行学説から、緑を増やそう なんて話にまで 進んでしまいましたが、
地球さんの異常気象なんかも、説明できるような氣がします。
今日は、このあたりで・・・またの機会に・・・挑戦してみますね( ^ω^ )
織姫庵、訪問いただき ありがとうございました。