2017年9月1日は『二百十日』
二百十日は雑節のひとつです。
二百十日 は、立春から数えて210日目 2017年9月1日
二百二十日 は、立春から数えて220日目 2017年9月11日
八朔 は、旧暦の8月1日のこと
この三つを合わせて 三大厄日といいます。
誰にとって厄日なのか・・・農家にとっての「悪天候の日」、注意が必要な日です。
といいますのも、このころから早いところでは稲の収穫が、遅いところでは稲の穂が実りはじめるからです。
ちょうど台風や嵐が増える時期と重なります。台風の襲来で、春から大切に育ててきた稲に甚大な被害が出てしまう恐れがあります。
台風や嵐の風で稲が倒れてしまうと、収穫量が減ってしまいます。
江戸時代には米は藩の大切は資産、すこしでも穀高が減れば御家の大事になります。そのため農民に注意喚起を呼びかける意味で暦の中に雑節が加えられました。
近年では温暖化の影響か日本も南方系の気候に近くなり、台風も異常な猛威をふるい大きな被害をもたらすようになりました。台風にとどまらず、ゲリラ豪雨や竜巻、雷雨など異常気象が増えてきています。
また、頻発する地震などで危機管理の強化が求められています。
『防災の日』
現代の9月1日は、『防災の日』という記念日で認識されていますね。
防災の日を中心とした1週間が防災週間となっています。
制定は1960年、9月1日の日付になったのは、1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんでいます。
災害はいつ起こるか分からないため、事前に準備しておくことが重要です。準備しておけば心に余裕もできますし、被害を最小限にすることもできます。
そして災害が発生したときに心配なのは家族の安否です。
防災の日を機会に、あらためて家族で防災について話し合ってみてはどうでしょうか。
非常連絡先を決めて、安否情報を連絡先に伝えると決めておけば、スムーズにお互いの安否確認ができます。
最低限の防災グッズ(1日~2日分)
1次持ち出し防災グッズのリストとしては、
- 水・・・1人1~2ℓは確保したいところ
- 1日分の食料・・・手間がかからなくて、簡単にたべれるもの
- 懐中電灯・・・念の為に、予備の電池は忘れずに
- 携帯ラジオ・・・懐中電灯とセットで、回すと発電するタイプがおすすめ
- 簡単な救急用品・・・持病がある人は、持病薬は必須
- ライター・・・マッチよりは、ライターが使い勝手がよい
- 軍手・・・瓦礫や割れた窓などの撤去にも役に立つ
- 筆記用具・・・布粘着テープと油性マジックがあれば、メモ・メッセージに使える
- ボリ袋・・・防寒やカッパ代わりに、簡易トイレとしても利用可
- 携帯トイレ・・・あれば、かなり重宝する
- タオル・・・いろいろと使えるので必須
- トイレットペーパー・・・いろいろな使い道があるので必須
- 衛生用品・・・女性なら生理用品をお忘れなく
- お金・・・小銭があると公衆電話で活躍する
- 身分証明・・・いぜという時には、これが役に立つ
これらをリュック、バックパックに詰めておきましょう。
両手が使えて動きやすいようにしておくことが大切です。
参考出展/ 地震 防災グッズ http://気になる情報局.com/archives/3515.html