ホモ・サピエンス・・・ラテン語で 知恵のある人、賢い人の意味で、現生人類の属する種の学名です。
ネアンデルタール人など、すでに絶滅した 多くの旧人類も これに含まれます。
人は 何処から来たのでしょうか?
いろいろな仮設がありましたが、現在は、地球上のすべての民族は、およそ20万年前のアフリカ祖先集団に由来する といった考え方で落ち着いているようです。
これは、地球さんの長い、長ーーい進化の結果ですね。
私達、地球の住民は、多くの地球上の生き物の中で、進化の頂点とされる霊長類に属します。
霊長類とは、原猿類、新世界ザル、旧世界ザル、類人猿、ヒト等を含み、今存在しているものは、約200種あまり知られています。
「霊長」とは
・不思議な力を持つ、人知で測り知れないこと
・霊妙な力を備えていて、他の中で最も優れているもの
・英語では「Primates」の単語が当てはまり、その語源「Prime」は、やっぱり
「最高位」を表します。
少し前までは、霊長類の中でも、人間はずば抜けていると 長い間 思われてきました。
「文化は、人間固有のもので、他の動物にはない」といった具合です。
ところが、いろいろな研究の結果、
権力闘争や、思いやり、表情やボディダンゲージから相手の感情を読み取る能力など、人間らしさの象徴と思っていた事がすべて、チンパンジーやボノボに備わっていることも解ってきました。
霊長類の研究をされている方の言葉より
☆人間以外の霊長類も、人間の想像以上に高度な行動をとっている。研究を続ける中で、「人間様が・・・」という思いあがりが無くなっていく・・・
他の霊長類の生態・能力・行動を研究することで、「人間とは何か」を考えることが出来る・・
人間のポジションについて、こんな辛口も
☆人間は霊長類193種の中で、ただ一種体毛のない裸のサルにすぎない。人間を生物界の中で 至上孤高のものとみなしていた 人間の思い上がりに これほど愕然とされる前提はなかった「人間は動物である」・・【英国生物学者】
☆人間は赤面する動物だ、赤面するのは人間だけ、赤面するようなことを するのは人間だけだから・・【マーク・トウェイン】
諸説いろいろあるけれど
ポジションは霊長類のヒト属 動物には違いない
それも、他の仲間達は絶滅して現存するのは1種(ホモ・サピエンス・サピエンス)しかいないそうです。
日本人も、アメリカ人も、アフリカの人たちも、アジアの人々も・・・白人も、黒人も
みんな、みーんな ♡ホモ・サピエンス・サピエンス♡・・・同じ祖先を持つ・・
文化の壁も民族の壁も動物の観点からすれば、簡単に取り除くことができるのでは・・
地球の進化の結果 ヒト属が現れてからのち 目に見える進化は見受けられないとのこと
民族戦争等 やっていて
種の進化を妨げている場合ではないでしょう・・
ホモ・サピエンス・サピエンス、絶滅危惧種には なりたく ないものですね。