(画像はお借りしました)
♪笹の葉サーラサラ♫ 軒端に揺れる お星さまキラキラ 金銀砂子
五色の短冊 私が書いた♪ お星さまキラキラ 空から見てる ♪
幼いころ 雨が降りませんようにと、お祈りしながら短冊に願いを託しました。
「七夕」は「しちせき」と呼ばれ、五節句の一つ 古くから行われている日本のお祭り行事です。
「たなばた」の起源は
昔 日本の禊(みそぎ)行事の一つに「乙女が着物を織り棚にそなえ、神様を迎えて秋の豊作をお祈りしたり、人々の穢れをはらう」神事のなかで、その乙女を「棚機女(たなばたつめ)」、着物を織る機械を「たなばた」と言ったそうです。この行事が、お盆を迎える準備として7月7日の夜に行われるようになり、ここから「七夕」を「たなばた」と読むようになったとか・・・
現在では 中国が起源とされる「織姫と彦星」伝説の方が知られています。
織姫(琴座のベガ)と彦星(鷲座のアルタイル)それに天の川の橋を渡るカササギ(白鳥座のデネブ)この三つの星は夏の大三角形と呼ばれ、7月7日頃から最も光輝きます
古くから各地に伝わる 七夕行事には、長い歴史の中に生きた たくさんの人々の想いや願いが詰まっていて、興味深いことです 。
★笹に願い事を書いた短冊を下げるのは、江戸時代 寺子屋の子ども達が習字がうまくなりますように 短冊にかいたのが始まり・・・
笹は、根強く、繁殖力も強く、風雪寒暖にも強いため神聖なものとされ 神事などに使われています。
★短冊以外にも 思いを込めて いろいろなものを笹に飾ります。
・折 鶴 ・・・長寿を願う ・網飾り・・・豊年豊作大量
・吹き流し・・・織姫の織糸 ・神衣 ・・・裁縫の上達
・くずかご・・・清潔と節約
★五色の短冊 私が書いた♫ この五色は「青(緑)、赤、黄、白。、黒(紫)」を表し中国の陰陽五行説にちなんだものとか(五行=木、火、土、金、水)
「青は木、赤は火、黄は土、白は金、黒は水」を表し「この世のすべてのものの根源」という意味があり、中国では、五色の紐を飾るようです。
★砂子は、金や銀を細かい粉にしたもので、たくさんの星がキラキラ輝く天の川をイメージしたのでしょう。
♡さっそく短冊に願いを託しましょう♡
「地球号の未来を 多くの人々と 紡いでいけますように」
小さな織姫庵へご訪問いただき ありがとうございました。