星たちの座談会 ☆ ★ ☆ ☆ ★ ☆ 地球号の未来 

本来なら来るはずのなかった地球に生まれた私たち☆アウェイ感をヒシヒシ感じつつ悪あがきならぬ良いあがきでジタバタ奮闘の☆座談会メンバー8人共同ブログ☆

アナレンマーーー空に8の字を描く太陽の軌跡

永遠のアナレンマ

 

 なんかアニメのタイトルのようですね^^

 

アナレンマ(analemma) ギリシャ語で 日時計の台座 を意味します。

一年間、毎日同じ時刻、同じ方角で太陽の位置を記録したとすると、その太陽の位置は「8の字」を描くのです。

 アナレンマのイメージ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※画像はお借りしました http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0553.htm

これはとても根氣のいる作業、それに毎回晴れて太陽が出ているとも限らない・・・・幸運にも左右されます。

 アナレンマの8の字の形がなぜできるのか?
1.太陽が一年をかけて南北に移動すること
2.均時差(きんじさ)があること

 
南北に移動というのは夏至の頃は太陽が高いところまで昇るのに、冬至の時期には、   地平線からあまり高く昇らないことでわかると思います。この南北の太陽の動きの角度がアナレンマの8の字の縦の長さとなります。

 

均時差とは「南中から次の南中までの時間」が24時間からズレている量のことをいいます。太陽の南中から次の南中までの時間は、時期によって異なるため毎日24時間なのではなく一年を通して、「南中から次の南中までの時間」を平均すると24時間になります。

均時差ができる理由としては地球の軌道は楕円であること、そのため公転速度は一定でないこと、そして地球の自転軸は、軌道面に対して傾いていることから起こります。
 

 

 ちなみにアナレンマの交点は、地球の歳差運動により変化します。縄文時代には上下対称の8の字を描いていたかもしれませんね。

 

※画像はお借りしました https://apod.nasa.gov/apod/ap020709.html

アナレンマを撮影できた人は世界でも10人足らずとのことです。